もうすぐ今年も終わりですね。
大掃除におせち料理の準備など、何かと忙しいこの時期ですが、当たり前と思っていた年末・年始のしきたりの理由が驚きの連続なんです!
これを知ったらきっと誰かに話したくなりますよ!
目次
驚きの理由とは?
大晦日は寝てはいけない?!
テレビを見て、終わったら寝るという方、ずっと起きているという方など、大晦日はいろんな過ごし方をされていると思いますが、実は年神様を寝ないで待つ日とされていたんです!
まだ明かりがなかったころは、日没が1日の終わりとされていたため、大晦日の夜は新しい年が始まっているという認識だったとか。
年越しそばを食べる理由
年越しそばを食べる理由は、長寿を願って食べるのは比較的ご存知の方も多いはず。
でも、他にも理由が!
昔、金細工職人が飛び散った金粉をそば粉で練った団子で集めていたということで、そばは金を集めるという意味もあるそうです。
その年の終わりに食べる目的になるかどうかは些か疑問が残りますが。。。
除夜の鐘のたたき方
現在は、参拝客が順番にたたかせてもらったりしていて、比較的自由な感じがしますが、実はちゃんとルールがあったんです。
そのルールは2つ
・強<->弱で交互にうつ
・107回までは31日のうちに、日付が変わってから最後の1回をうつ
門松は何のために飾る?
門松は、年神様が降りてくるときの目印だったのです!
ちなみに、玄関の左側に飾るのを雄松、右側を雌松と呼ぶそうです。
門松を立てるタイミングは28日頃がベストなんだとか。
折角なら神様に降りてきてもらいたいので飾りたいアイテムですよね。
しめ飾りと鏡餅は何のために飾る?
しめ飾りは年神様を迎える準備ができた場所だということを表しているんだとか。
また、鏡餅は人の魂を模して作られたものなんだそうです。
鏡餅は年神様の居場所なので、ちゃんと用意しておきましょう。
どちらもこんなに深い意味があったんですね!
初詣はいつまでに行くべき?
本当は元日だけが対象だったようです。
それが三が日に延び、最近では1月7日までにお参りすればいいんだとか。
地域によっては、15日までというところも。
ちなみに、有名・人気の社寺に行くという方も多いですが、本当は住んでる地域の氏神様にお参りするのが良いんだとか。
おせち料理の役割
一般的に、おせち料理はお正月に料理するのが面倒だからでしょ?
とか、それぞれの食べ物に意味があり、それを願って食べるなど広く知られていると思います。
元々は”御節”の字の通り季節の変わり目に神様にお供えしていた料理なんだそうです。
正月は一番重要なので、おせち=お正月となったそうですよ。
お雑煮の役割
元々、年神様に備えたお餅の利益をいただくために作られた料理がお雑煮なんだとか。
お雑煮で使う水は元旦に初めて汲んだ水で煮るのが本当なんだそうです。
今は汲むということもありませんが。。。
ご存知の通り、味付けは地域によってまちまちですね。
祝い箸の役割
おせち料理は祝い箸で!という方が殆どではないでしょうか。
”祝い箸”の役割は柳でできたそのお箸で食べると厄を払ってくれるんだそうですよ。
ちなみに1月7日までは同じお箸を使うのがしきたりなんだとか。
もちろん、ちゃんと洗ってくださいね (^^;
初夢っていつの夢?
初夢といえば、1月1日の朝に起きた時に見た夢と思っている方も多いと思います。
しかしこれは間違いで、本当は1月1日の夜に見る夢の事なのです。
つまり、1日の夜から2日の朝にかけて見る夢が初夢になります。
ちなみに、2日の夜から3日の朝にかけて見る夢も初夢とされる説もあります。
初夢で見ると縁起の良いものを上から順に、「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」と言われているのは有名ですね。
実はこれには続きがあって、「四扇(しおうぎ)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)」と続きます。
扇は末広がり
煙草は煙が上に上がるので運気上昇に通じる
座頭は琵琶法師の座に所属する剃髪した盲目の人を言います。つまり、「毛がない」転じて「怪我ない」という意味にそれぞれ通じます。
最後に
いかがでしたか?
もしかしたらご存知のこともあったかもしれませんが、なかなか奥深いですよね。
昔の人ってつくづくすごいなぁと感心します。
もし知らない人がいたら是非本当の意味を教えてあげてくださいね!