毎年、お正月になると多くの方が初詣のときに引かれるであろう「おみくじ」。
この「おみくじ」意外と謎につつまれていると思いませんか?
そこで、日本人なら一度は引いたことのあるこのおみくじの豆知識をご紹介します。
目次
吉凶の割合は?
実は、おみくじの中身の吉凶の割合は一定ではないんです。
寺社によってまちまちで、一応、大吉が20%前後に据えているところが多いようです。
が、あくまでもこれは目安だそうです。
中にはおみくじの中身に凶を全く入れていない、なんておみくじも存在しているようです。
理由は、凶を引いた人が悲しむから・・・
おみくじも、時代に合わせて変化を求められているんですね (^^;)
凶をひくことはむしろ幸運!?
大吉が約20%とお伝えしましたが、凶はどのくらいなのでしょう。
実は、凶は少ないところでは5%前後、大凶になるとほとんど入ってすらいないというおみくじも今では多くなってるとか。
ということで、大吉よりもはるかにレア度が高くなっているのが凶・大凶のくじなのです!
そう考えると、大凶をひいた方は逆にその年の一年、とってもラッキーなのかもしれませんね♪
ちなみに、大凶が入っているおみくじがあるのは、日本の神社仏閣のおよそ1割にしか存在していないそうです・・・
もう、大凶引いた方は大吉引いた方より幸運と思って間違いないでしょう!!(笑)
「末吉」の意味
もし、引いたおみくじが「末吉」だったらあなたはどう思いますか?
うわ、嫌なの引いちゃったなぁ
と感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに、決して末吉は良い運勢とは言えないでしょう。
ただし、それはあくまで『現在は』の話です。
実は、末吉の末は『未来』を表す言葉だったんです!
なので、末吉は決して悪い運勢などではなく、むしろこれからあなたの運勢はどんどん良くなりますよ
というプラスの意味合いの強いものなのです。
末広がり、と言う言葉がありますがまさにこれですね!
末吉をひいた方は、その順位に落ち込むのではなく、今年はどんどん良くなっていくいい年だ!!
とポジティブにとらえてもらえたらなと思います。
実は吉凶はそんなに重要ではない?!
皆さんはおみくじに書かれているどの部分を重要視していますか?
-
やった、大吉だ!!
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小吉・・・微妙~
-
俺、凶ひいちゃったよ
このような声が、正月の神社仏閣に行くとよく聞こえてきますよね。
確かに書かれている吉凶の順位って気になりますよね。
こんなの当たらないよー
口ではこんなこと言っていても、やっぱり大きな文字で
大吉
と書かれていたらうれしいのが心情ですよね。 (^^;)
ですが、この吉凶の順位よりはるかに大事なものが、おみくじに書かれている内容です。
待ち人・・・来る
仕事・・・前半は苦労するがが、後半は良し
なんて書かれているのを見たことがあるはずです。
実は、おみくじで本当に大切なのはこの書かれている内容の方なんです。
勿論、これに書かれていることが全部当たるなんてことはきっとないでしょう。
しかし、折角その年一年の過ごし方のアドバイスが書かれているのです。
是非目を通して参考にしてみてはいかがでしょうか。
実は1000年前から存在?!
おみくじは、なんと今から1000年以上前の鎌倉時代には既に存在していたそうなんです。
漢字で『御神籤』と書くように、おみくじの結果はかなり神聖な物であり、当時の人たちはその結果を重く受け止めていたそうです。
1000年以上の歴史を誇る・・・そう聞くと、なんとなくこれまで以上におみくじという文化を大事にしたくなりますね。
最後に
いかがでしたか?
1000年以上も前から存在していたおみくじ。
歴史があり、神聖なものであることがわかりましたね。
引いたおみくじが吉凶どれなのか、当然気になるとは思いますが、是非項目毎に書かれている内容も見てその年の参考にしていただければと思います。